仕事、育児、家事。
ランニングが好きでも、自由に走る時間を確保するのは簡単ではありません。
特に子どもが小さい時期は、自分の時間よりも家族との時間が優先になります。
「練習したいけど時間がない」
「疲れて走る気力が残っていない」
そんな悩みを抱えている市民ランナーは多いのではないでしょうか。
僕自身、高知県で働きながら妻と二人の子どもを育てています。
現在は高知龍馬マラソン2026で2時間56分25秒を記録しサブ3を達成。
その先の目標としてフルマラソン2時間40分切りを目指して練習を続けています。
もちろん毎日理想通りに練習できているわけではありません。
疲れて走れない日もありますし、寝かしつけでそのまま寝落ちしてしまう日もあります。
それでも限られた時間の中で工夫しながら走り続けた結果、少しずつではありますが成長を実感できるようになりました。
今回は、仕事と育児をしながらサブ3を達成するまでに意識してきたことと、現在取り組んでいる2時間40分切りへの挑戦についてまとめてみます。
■ この記事を書こうと思った理由
SNSを見ていると、
「子どもがいるから思うように走れない」
「仕事が忙しくてポイント練習ができない」
「昔みたいに走る時間が取れない」
そんな悩みを抱えているランナーをよく見かけます。
実は僕自身も全く同じ悩みを抱えています。
子どもが生まれる前は、自分の好きな時間に走ることができました。
しかし今は違います。
家族との時間を大切にしながら、その中でどうやって練習時間を確保するかを常に考えています。
だからこそ、同じような環境で頑張っている市民ランナーの参考になればと思い、この記事を書くことにしました。
■ 仕事と育児をしながら走るのは想像以上に大変
平日は朝5時半頃に起床しています。
起きたらまず妻と息子のお弁当作り。
その後は洗濯や掃除などの家事を済ませて出勤します。
気付けばあっという間に家を出る時間です。
独身時代のように朝からゆっくりランニングをする余裕はありません。
仕事が終われば今度は育児と家事。
子どもと遊び、お風呂に入れ、ご飯を食べさせて寝かしつけをする。
一日が終わる頃にはクタクタです。
正直なところ、
「今日はもう走らなくていいかな……」
そう思う日も少なくありません。
以前は、走れなかった日に罪悪感を感じることもありました。
しかし今は考え方が変わりました。
大切なのは毎日完璧に練習することではなく、長く継続すること。
そのためには無理をしすぎないことも必要だと思っています。
■ 平日は夜ラン、休日は早朝ラン
現在の基本スタイルは平日が夜ラン、休日が早朝ランです。
平日は子どもを寝かしつけてから走りに行きます。
ただし現実はそんなに甘くありません。
寝かしつけをしているうちに自分もそのまま寝てしまうことは日常茶飯事です。
特に仕事が忙しい時期は疲労も大きく、気付けば朝になっていたということもあります。
4月から仕事環境が変わり、外回りの業務が増えたことで身体的な疲労は以前よりかなり大きくなりました。
そんな日は無理をして走りません。
以前は「走らなければ強くなれない」と思っていました。
しかし今は「休むのも練習の一部」と考えています。
疲労が抜けていない状態で無理に走るよりも、しっかり回復して質の高い練習を行う方が結果的に成長へ繋がると感じています。
休日は早朝に走ることが多く、近所のラン仲間と一緒に練習することもあります。
一人では追い込みきれない練習も、仲間と一緒なら自然と頑張れます。
こうした環境は本当にありがたいと感じています。
■ 隙間時間を積み重ねる
子育て中はまとまった練習時間を確保するのが本当に難しいです。
だからこそ意識しているのが「隙間時間の活用」です。
子どもがお昼寝している時間。
家族がまだ寝ている早朝。
予定と予定の間の30分。
そういった短い時間でも走れるなら積極的に活用します。
以前は「1時間以上取れないなら走っても意味がない」と考えていた時期もありました。
しかし実際には30分でも継続すれば大きな差になります。
短いジョグでも積み重ねれば立派な練習です。
今ではそう考えるようになりました。
■ 量より質を重視した練習へ
限られた時間の中で結果を出すために、最近は「量より質」を意識するようになりました。
もちろん走行距離を積むことは大切です。
しかし仕事や育児をしながら以前のような距離を走るのは現実的ではありません。
だからこそ、一回一回の練習の質を高めることを重視しています。
特にポイント練習は前日から内容を考え、目的を明確にして取り組むようにしています。
現在取り組んでいるのは主にインターバル走とLT走です。
インターバル走はスピードと心肺機能の強化。
LT走はマラソンやハーフマラソン後半でもペースを維持するための持久力強化。
それぞれ目的を持って実施しています。
以前は何となく走ることもありましたが、今は「この練習で何を伸ばしたいのか」を意識するようになりました。
時間が限られているからこそ、練習の意図を明確にすることが大切だと感じています。
■ ハーフマラソンで感じた課題
前シーズンはハーフマラソン1時間20分切りを目標にしていました。
しかし実際にレースを走ると、途中から心肺が限界に近づきペースを維持できなくなりました。
脚はまだ残っている感覚なのに呼吸が苦しい。
そんな状態でした。
この経験から、自分には心肺機能の強化が必要だと強く感じました。
フルマラソンでは一定の結果が出せるようになってきましたが、ハーフマラソンのスピード領域ではまだまだ課題があります。
だからこそ今後は、
- 筋持久力
- スピード
- LT付近での耐久力
この3つを重点的に鍛えていきたいと考えています。
目標タイムを達成するためには、自分の弱点から目を背けず向き合うことも大切だと思っています。
■ モチベーションを維持するためにしていること
忙しい毎日の中で練習を継続するためには、モチベーションの維持も重要です。
僕の場合は、常に目標を持つことを大切にしています。
現在の大きな目標は、
- ハーフマラソン1時間20分切り
- フルマラソン2時間40分切り
この2つです。
決して簡単な目標ではありません。
しかし達成したい目標があるからこそ、疲れている日でも一歩踏み出せます。
また、定期的に大会へエントリーすることも意識しています。
大会が決まると自然と練習にも身が入ります。
YouTubeでレース動画や大会レポートを見るのも好きです。
他のランナーの頑張りを見ると、「自分も頑張ろう」という気持ちになります。
モチベーションが下がることは誰にでもあります。
だからこそ、自分なりのモチベーション維持方法を持っておくことは大切だと思います。
■ 家族の理解があってこそ走れる
ここまで仕事と育児をしながら走る工夫について書いてきました。
しかし一番大切なのは、家族の理解と協力だと思っています。
どれだけ効率的な練習を考えても、家族との関係がうまくいっていなければ継続はできません。
だから僕は、家族との時間を大切にすることを意識しています。
ランニングはあくまで趣味であり、自分の挑戦です。
家族を犠牲にしてまで続けるものではありません。
家族との時間を大切にしながら、その中で走る時間を作る。
そのバランスをこれからも大事にしていきたいと思っています。
■仕事と育児をしながらサブ3を達成して感じたこと
サブ3を達成して改めて感じたのは、限られた時間でも継続すれば結果は出るということです。
以前は「もっと走る時間が欲しい」「練習量が足りない」と焦ることもありました。
しかし仕事や育児をしながら走る中で、理想通りに練習できる日は決して多くありません。
だからこそ大切なのは、完璧な練習を続けることではなく、走り続けることだと思っています。
疲れて走れない日があってもいい。寝落ちしてしまう日があってもいい。
一日単位で見ると物足りなく感じることがあっても、1か月、半年、1年という長い目で見れば、その積み重ねは確実に力になります。
また、家族との時間を大切にしながらでも成長できることを実感しました。
ランニングは自分一人で完結するものではありません。
家族の理解や協力があってこそ継続できます。
だからこそ、家族との時間を大切にしながら、その中でできる工夫を積み重ねることが重要だと感じています。
サブ3は決して特別な才能が必要な目標ではありません。
限られた時間の中でも継続し、自分にできることを積み重ねていけば必ず近づける目標です。
これからも家族との時間を大切にしながら、次の目標であるフルマラソン2時間40分切りに向けて挑戦を続けていきます。
■ まとめ
仕事と育児をしながらランニングを続けるのは決して簡単ではありません。
思うように練習できない日もあります。
疲れて休む日もあります。
それでも限られた時間の中で工夫しながら継続していけば、少しずつでも前に進むことはできます。
僕自身もまだ目標達成の途中です。
これからもフルマラソン2時間40分切り、そしてその先の目標に向かって挑戦を続けていきます。
同じように仕事や育児と両立しながら頑張っている市民ランナーの参考になれば嬉しいです。
次回は、実際にポイント練習で使用しているシューズレビューや、現在取り組んでいるトレーニング内容についても詳しく紹介していこうと思います。


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